卵子提供って何?日本国内で可能?

赤ちゃんが欲しいと思っても、病気や年齢があり、なかなか子宝に恵まれないカップルが数多くいらっしゃいます。不妊治療の技術は発展していて、それを利用すれば、赤ちゃんを授かれる場合もありますが、全ての方が100パーセント赤ちゃんを授かれるわけではありません。ただ、自分の卵子で妊娠ができない場合でも、卵子提供によって赤ちゃんを授かれる可能性を高めることはできますので、ここでは不妊治療における卵子提供について解説します。

(参照記事)卵子ドナーの登録条件

卵子提供について

卵子提供とは、その名前の通り、第三者から卵子を提供してもらい、妊娠を試みていく方法です。ただ、全ての方が対象となるわけではなく、病気によって卵巣を摘出した方や早期閉経で排卵がなくなってしまった方が対象となります。ただ、幾度も体外受精を試みてみるものの妊娠がかなわなかった方や、卵子側に何かしらの問題があるということが認められた場合には、卵子提供を受けることができるケースもあります。

卵子提供は日本国内でできるの?


(1)卵子提供の日本国内の現状
日本国内で卵子提供を受けるのは、実は難しくなっています。卵子提供を受ける場合、親族や友人、知人に卵子提供者がいなければいけないというような条件が厳しく決められていて、さらに卵子提供を実施できる指定の医療機関が数少ないのです。これまでにも数十件程度の実施しか行われておらず、簡単に卵子提供を受けることができるわけではありません。日本国内では、匿名の第三者から提供された卵子提供が受けられず、日本以外での卵子提供の道を選ばれる方もいらっしゃいます。日本国内では、卵子提供に関する法制度が十分に整っていません。ですので、各病院がそれぞれにガイドラインなどを設定し、対応しているような状況です。ただ、不妊治療専門のクリニックが集まり、JISARTという団体が作られていて、独自のガイドラインを定め、卵子提供が数少ないながら行われているのが日本の現状です。

(2)卵子提供の海外の状況
海外では不妊治療の一つとして、卵子提供を行っている国があります。日本のように、厳しい制限や法律もないため、日本で望んでも提供を受けられなかった方が渡航するパターンが増えています。卵子提供を受けられる国は、アメリカやタイ、台湾などです。ただ、アメリカよりタイの方が格安に卵子提供を受けられるという背景があり、最近ではタイで卵子提供を受けられる方が多くなっています。