卵子提供の方法とかかる費用について

第三者から卵子の提供を受ける、卵子提供は、誰でも利用できるというわけではありません。それが子どもを授かるための唯一の方法だと考える場合にのみ、可能となる治療方法です。適応されるためには、早期閉経や卵巣を提出してしまったため自分自身では卵子を作ることができない方や、体外受精を何度試みても結果が出ない方などが対象となります。また治療には倫理委員会などによる許可も必要となります。卵子の提供者は基本的に匿名なのですが、現状では匿名での提供者を見つけることが困難となっていて、親族や友人という身内からの提供が行われることが増えています。基本的な治療の流れとしては、卵子提供者から採卵して、レシピエントの夫の精子と体外受精をさせ、レシピエントの妻へその受精卵を移植するという段取りです。

卵子提供を受ける方法について

卵子提供を受ける方法は大きく分けて3つあります。まず1つ目がJISARTという不妊治療を専門とするクリニックによって結成された団体の卵子提供ガイダンスの適応となり、卵子提供実施施設にて治療を受ける方法です。2つ目が、OD-NETというところでレシピエント登録をして、ドナーとマッチングが成立することによって、治療を受けることができます。3番目は国外で治療を受けるという方法です。国の管轄下で卵子提供が実施されているところもあるので、安全に治療を受けたいという方にも最適です。

卵子提供治療にかかる費用について


このような治療を受ける場合には、費用が高いのでは、とお思いになられる方も多いかもしれませんが、実際の治療で体外受精に入るまでに、90万円程度費用がかかります。内訳としては、提供者と被提供者の各種検査費用として約10万円、卵子提供治療カウンセリングが3回から4回程度あり、それが7万円から10万円程度、施設内倫理員会が45万円から50万円程度、JISART倫理委員会に15万円程度、そしてその他の諸費用が上乗せされます。海外の場合も1回あたりの費用は、100万円から500万円程度かかるようです。決して安い金額ではありませんが、それでも我が子をどうしてもこの腕に抱きたいというカップルが、卵子提供を受けています。