体外受精の流れやお礼の声について

生まれながらにして、先天的に卵巣機能不全であったり、早期閉経によって妊娠ができない方などが体外受精によって、子どもを授かりたいという場合、卵子をドナーから提供してもらうレシピエントとなることができます。ドナーの方の個人情報は厳密に管理され、匿名という形で卵子がレシピエントに提供されることがほとんどです。ただ、レシピエントの方はドナーを選ぶことができ、選ばれたドナーはそれから卵子を採取し、レシピエントに提供する形となります。ドナーの方にも条件があり、例えば年齢は20歳から30歳の女性の方で、薬物やアルコール依存症でない方、喫煙をされていない健康な方などが挙げられます。そのようなドナーから卵子を提供してもらい、子どもを授かるカップルが増えています。医療技術の発展により、より子どもを授かる選択肢が多くなっています。

卵子提供体外受精について

ドナーによって、卵子を提供され、体外受精をする場合を見ていきましょう。まず、体外受精の実施前月よりレシピエントの生理周期と、ドナーの生理周期を経口避妊薬で同期化します。ドナーの生理が始まってから2日目に卵巣刺激を行います。同時に、レシピエントは経口卵胞ホルモン剤を飲み、子宮内膜を子宮内に作り、ドナーから排卵されるのを待ちます。ドナーの排卵日には、レシピエントの夫の精子が必要となり、採取したレシピエントの夫の精子をドナーの卵子と媒精し、その翌日に受精を確認することができます。その後、採卵の3日から5日後にレシピエントに1個の胚移植を行い、移植しなかった良質な胚は冷凍保存をしておきます。こうして、妊娠が確認できれば終了で、もし妊娠が確認されないようなら、同様の流れで、再度、冷凍保存をした杯を移植していきます。

レシピエントからドナーへのお礼の声とは


卵子ドナーの方と、レシピエントの方が直接お会いになることはありませんが、レシピエントの方から、ドナーの方へ感謝のお便りなどが届いています。そのお礼状の一部をご紹介すると、ドナーの方のお体について、心配なされている声が多く見受けられ、卵子を提供してもらえたことの感謝の言葉が多くなっています。とりわけ、渡航する負担や、採卵の際には自分自身で注射をしなければならないことなどに留意されているレシピエントの方が多く、協力して頂けたことに関する、ありがとうの言葉を多く見ることができました。ドナーの協力なしでは、子どもを授かることができなかった方が、卵子を提供してもらうことにより、大切な我が子を授かることができて嬉しいという言葉が印象的です。