不妊治療にはどんなものがあるの?

不妊治療を受けるカップルが多くなっています。不妊治療とは、検査でまず不妊の原因を見つけることができれば、まずはそれを治療し、同時に妊娠の可能性を高める治療を行っていきます。そのように、原因の治療と、妊娠の可能性を高める治療という2点を中心として治療を行うのが、不妊治療です。まず原因の一つとして、排卵がしにくい状態ということが挙げられますが、もしそれが原因なら排卵誘発剤を使用して、排卵を促す治療を致します。そして、妊娠の確率を高めるなら、排卵日を予測して、タイミング法を試してみたり、人工授精によって、精子と卵子が出会いやすくし、妊娠しやすくする治療を試みます。不妊の原因は一つでない場合が多く、男女共に原因がある場合もあります。まずは検査をしてみて、原因を知り、妊娠の可能性を高める治療法を取るというのが、今の不妊治療の現状です。

不妊治療の種類とは

(1)タイミング法
一般的に最初に用いられる方法が、タイミング法です。子宮内の体液の状態や卵胞の成長具合、血中の様々な値を診て、排卵日を可能な限り把握します。そして、予測された日に性交渉を行ない、自然に妊娠する方法です。排卵がない場合や、排卵の状態があまり良くない場合には、卵胞の発育と排卵をうながすため、排卵誘発剤を使用するケースも多々あります。

(2)人工授精
人工授精は人の手を介することによって、男性の精液を女性の子宮内に注入する方法です。人工授精は、人為的に妊娠をさせているような印象がありますが、人の手を介して、手助けを行う方法の中でも、とても自然な方法です。人工授精は、フーナーテストの結果があまり良くない場合や、タイミング法で妊娠にいたらなかった場合、精子に不妊の原因があると考えられる場合などに用いられることが多くなっています。

(3)体外受精
体外受精は、その名前の通り、外で男性の精子と女性の卵子を受精させ、受精卵を子宮内に戻す方法です。体外受精は以前は高度な不妊治療方法でしたが、最近では医療技術の発展によって、一般的な治療法となっています。体外受精は、人工授精で子どもを授かれなかった方や、精子に不妊症の原因がある場合、不妊症の原因が卵管の閉塞という場合などに用いられます。