卵子ドナーになるための条件や手順って?

卵子ドナーという言葉を聞いたことがある方は最近では増えているのではないでしょうか?子どもを授かれない方のために、卵子を提供し、世の中の役に立ちたいという女性が多くなっています。結婚して、全ての女性が子どもを産めるとは限りません。長年不妊治療をしていても、なかなか授かれない方や、生まれながらにして先天的に卵巣機能不全の方、早期閉経によって、子どもが授かれない方や、卵巣がんによって、卵巣を摘出してしまった方など、世の中には様々な理由によって、ご自身では赤ちゃんを授かれない方もいらっしゃるのです。しかしながら、医療技術の発展によって、卵子ドナーによる卵子提供によって、そのような方たちでも我が子を授かることができるようになりました。このように、不妊にお悩みのご夫婦のために力を貸すことができる、卵子ドナーとは何なのか、詳しく説明いたします。

卵子ドナーになるための条件や資格、その手順とは

(1)条件や資格について
卵子ドナーになるためには、以下の条件を満たしておく必要があります。まず、短期間海外に滞在することが可能な方です。海外滞在にかかる費用や旅費などは負担してもらえるところが多いです。年齢は20歳から30歳の方、健康な方、喫煙をされない方などが次に挙げられます。喫煙に関しては、過去に喫煙歴がある場合、登録時にはすでに禁煙をしておく必要があります。さらに、性病を含む感染症、遺伝疾患をお持ちでない方や、薬物やアルコールの依存症でない方、精神安定剤を服用していない方、医療検診等でクリニックへの通院が可能な方、検診等のために海外への渡航が可能な方、過去に一人でも子どもを妊娠、あるいは出産された方は、より歓迎されやすくなっています。

(2)卵子ドナーになるための手順について
まずは、募集している会社の専用のフォームから登録をすることが一般的です。問い合わせをすることもできるので、疑問や不安な点があるなら、まずはそちらに問い合わせてみると良いかもしれません。その後、パスポート、および免許証、または健康保険証の提出があり、ドナーに登録できたら、提供卵子を希望されるカップルに選ばれるのを待ちましょう。選ばれるのに1日の場合もあれば、1ヶ月程度かかる場合もあります。ドナー登録者はカップルと契約書によって、正式にドナーとなる契約を結び、もちろん、ドナーの個人情報は厳重に管理され、匿名での協力となりますので、ご安心ください。その後、専門医による医療審査や検査を受け、その後、専門のクリニックによって、採卵サイクルのスケジューリングを行います。担当医の指示によって、投薬を開始し、経口避妊薬を服用後、採卵に向けてホルモン剤の注射を開始致します。ピルが終了して、3週間以内に採卵し、採取された卵子はカップルに提供されます。卵子ドナーは、その時間と労力に対する謝礼として、謝礼金を受け取り、完了致します。

安全対策は大丈夫?


このようなボランティアに参加してみたいけど、安全対策が大丈夫なのか、少し不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。もちろん、副作用やリスクが100パーセント無いわけではございませんが、卵子採取を行う際には、もちろん麻酔が使用されますし、投薬によって、一時的な副作用が生じる可能性もありますが、長期的なリスクはないということが報告されています。採卵までの治療に関しては、専門医が綿密な検査を重ねて、説明も詳細となっておりますので、安全には万全の対策がとられています。不妊に悩まれているカップルのためにも、お力を貸せる場合には、少し卵子ドナーとなることを検討してみるのはいかがでしょうか?